@ テーブルフラワー <@table flower> |
<宿り木・ヤドリギ> <季節: 12月中旬> 透明なゼリーのように見えるヤドリギ。クリスマスには欠かせない花材です。 英語ではmistletoe (ミスルトゥー)と呼びます。 クリスマスの季節には、このヤドリギの下にいる人には、キスをしてもいいという風習があるんです。キスの木ですね。 日本ではクリスマスってせいぜいイヴの24日、と翌日25日がクリスマスという認識で点的な行事ですが、ヨーロッパでは24日から年越しをはさんで日本のお正月が開けるぐらいまでの2週間近くの間がクリスマスシーズンとなり、線的な意識の行事です。 こんなことができるなら、自前のヤドリギの傘でもつくり、かっこいい人が通ったら即このヤドリギの傘をさしてしまいそうです。 決して華やかさはないかもしれませんが、ほのかな月明かりのような優しさをかんじる温かいヤドリギの実。大きさを測ったら約5mmぐらいの直径でした。イメージとしてはネックレスの真珠の粒よりもう一回り小さい粒ですね。 直径1m以上もある大きな鳥の巣のような形状をしているヤドリギですが、小枝にして切花になっています。 葉の形はプロペラみたいで、茎はゴムのような触感です。 |