@ テーブルフラワー  <@table flower>

<フラワーアレンジメントや、パーティーフラワー・ウェディングブーケにデザインされる季節のお花のメッセージの花束をお届けします。>
by ミルフルール・フラワーデザイン 水野麻紀
  <バラ・ティータイム>

<季節: 7月中旬>

何とも優雅な名前のバラです。
一重で花びらの外側がきれいなピンク色をしています。

花びらが柔らかくて落ちやすいので花びらに衝撃をあたえないように気をつけてあしらいます。

半夏生(ハンゲショウ)の本来の季節からもう既に1ヶ月は経過しておりますが、北の産地から届いたのでしょう、思いがけずめぐり合った葉ものとあわせて、暑さ知らずの涼しげな表情をしています。

これほど暑いと切花延命材はやはりご利用いただいたほうが懸命です。 私は業務用の延命材をたっぷり利用しています。

延命材のラベルの裏に「店売りまでお水の交換は不要です」のような効用がかかれていますが、それは信用しない方がいいでしょう。延命材を利用しても朝夕1日2回の水替えは欠かしません。 もし延命材が勿体無く感じられるのでしたら、延命材は使用せずにむしろ花の水変えをこまめにしていただくほうが花にとっても喜ばしいことです。 植物は人間と一緒です。

「塩素がたっぷり入っていますから大丈夫ですよ〜。」といわれてどろどろ白く濁ったようなプールで泳いでいたらお腹を壊してしまいそうですよね。消毒材が入っていなくても綺麗なお水に入っているほうがここちいいのです。

延命材にはお花の栄養剤に加えて、漂白剤と同じ成分のものが含まれています。漂白剤は殺菌作用があるので、水の中のバクテリアを退治したり腐敗をできるだけ防いでくれます。

お花好きの方が水を汚さないようにする為に漂白剤を入れたお話をききました。「確かに水は汚れず綺麗なままだったのだけど、お花が見事に真っ白になってしまって、本当にお花が水を吸ってるのだっておもったわ。。」とのお話に思わずいっしょに笑ってしまいました。お花が漂白された様子をみてみたいような気がします。 漂白剤はお花には刺激が強すぎるのでお花のために充分に研究されている商品である延命材をせめて厳しい夏の暑さの間だけでも、是非ご利用いただきたく思います。

Copyright (C) Mille Fleurs Flower Design, Maki Mizuno All rights reserved.
<@テーブルフラワー・トップページ>