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<バラ・オープンカルーセル> <季節: 10月中旬> 濁り色のバラ〜 オープンカルーセルという名のバラです。 そのバラは、一見くったりとなっていて、いったいどうしたんだろう。。と疲れたように寝ています。 色が綺麗なのに、もったいない・・と悲しくなって取り上げていたら、市場の社長さんが「このバラ、すごく保つよ〜!」と何か面白いものを見せてくれそうな意味ありげな声がかかり、思わず連れてかえることにしました。 水揚して暫くしたら面白い花の開き方を見せてくれました。 妙な花びらの1枚1枚が見違えるようにぴんぴんしてきました。 最初からこんな風に開いているんです。まるでマジックを見ているかのよう! 数日前にカルーセルという名のバラをご紹介しましたが、そのバラに関係があるのでしょう。オープンという名前の意味がこの開き方を見て理解できました。 ワイルドと表現していいものか、アバンギャルドな咲き方をするヒッピーな雰囲気もあります。音楽の教室にあったベートーベンの髪を振り乱した肖像画がふと頭に浮かんだり・・・いろいろと想像力をかきたてられるバラです。 色あいが渋くてたまらなく素敵じゃありませんか? エキセントリックなだけに、『ちょっとやそっとじゃ、私にあう花は見つかりませんよぉ〜っ』と挑発を受けている気がします。 皆さんだったらどんなお色のお花とあわせるのがお薦めでしょうか。 |