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<チュベローズ> <季節: 1月下旬> 冬の寒さは益々厳しい季節です。 この寒さに似つかわしくない、季節外れの入荷のチュベローズです。フラワーアレンジメントのレッスンではなかなか利用することがないヒガンバナ科のお花です。 なぜかというと、チュベローズがよく出回るのが7月8月ごろだからです。7月生花のレッスンの方で、たまたまご用意できることもありますが、通常ミルフルールは、7月のレッスンがドライフラワーやプリザーブドフラワーの内容で、8月は夏休みですし、そうこうするうちに花の季節を逸してしまいます。 強烈な芳香で香水には人気のある代表的なお花です。 この香りはエスニックな雰囲気があります。 レッスンで利用したとき、早い夏休みでバリからのご旅行帰りの方が、「この香りなんだか懐かしい気がする。」とおっしゃられたことがありますが、ホテルのウェルカムフラワーでおそらく飾られてあったのかもしれません。お花をつなげてレイにして到着客に渡すリゾートホテルもあります。 薄紅を挿したような白いうつむき加減の清楚なたたずまいの花と対照的な強烈な香り、一度手にしたら忘れられない魅力的な花です。 お花と香りを見ているだけで湿度の高い熱帯夜のようなイメージが広がります。酔わせられるぐらい狂おしい香りです。 背丈が90cmぐらいある大きな花です。 |
<チュベローズ> <季節: 7月上旬> エスニックな香り 週末のウェルカムフラワーは「チュベローズ」です。 蕾の時は細長い楕円の形をしていて、開くと鳥の羽のような花びらの先がさきわかれて、 小さいながにも華やかな形になります。 ひとつひとつの花は白い水仙を八重にしたようなイメージです。 花の濃厚な香りは夏が似合います。 地植えのチューベローズは夜が更けてくるほど香りが強くなり、 月夜にはその香りが濃厚になるので、別名「月下香」と呼ばれます。 サマー・ナイトウェディングにもぴったりですね。 花の表面はテカテカと妖しげな光をはなっています。 |