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<デンファレ (ローラ)> <季節: 9月中旬> 先日のレッスンでデンファレのウェディングブーケを作成していただきました。 長さのあるキャスケードブーケです。 利用している花材は「LAURA]という高品質のデンファレです。花弁の質感が絹のようです。 もともとデンファレは蘭のデンドロビウムとコチョウラン「ファレノプシス」を交配させてできた2つのいいところをとって 出来た品種で、正式名を「デンドロビウム・ファレノプシス」といいます。それを略して通常「デンファレ」と呼ばれています。 デンファレは花屋さんの花束にもよく利用されるのでなじみがあるかと思います。 よく見かけるデンファレの花びらはプラスチックのような固い感じがしますが、この「LAURA」は 花びらがまさにコチョウランの花びらを小さくしたような質感です。 レッスンではデンファレ特有のワイヤリングテクニック、それからデンファレの花の構造にあわせたブーケ デザインの手法、を今までバラで慣らしてきたワイヤリングテクニックを使いながら、 花材によるデザイン・花の配置の仕方の違いを実践でご確認いただきます。年中入手可能な 印象を受けるデンファレですが、ウェディングブーケに利用できる季節など、特に注意すべき点などもあわせてご説明いたします。 デンファレもかなりの本数を利用したのでこんなに豪華に仕上がりました。ワイヤリングパーツも70パーツ以上になったので、 手作業がとても大変だったことと思います。 「ローラ」はデンファレの中でも特別扱いです。こんなかわいらしい紙に厳重にラッピングされて出荷されます。 英語の「LAURA」の文字がまるで「Laura Ashley」さながらのように、乙女な印象を受けます。 |